专利摘要:
所望の溶解特性を有する印刷された水溶性材料、及び洗浄組成物を収容する印刷された水溶性材料で形成されたパウチ。
公开号:JP2011505437A
申请号:JP2010533686
申请日:2008-11-04
公开日:2011-02-24
发明作者:トローカ ザビエル;ウィリアム;ディノーム フランク
申请人:ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー;
IPC主号:C08J7-04
专利说明:

[0001] 本発明は、印刷された水溶性材料をラビングした後に、所望の溶解特性及び不透明特性を残した状態で図形がフィルム上に印刷される、水溶性材料に関する。]
背景技術

[0002] 水溶性フィルムの上への印刷もまた知られている。メソッド(METHOD)(登録商標)自動食器洗い機は、白又はグレーの商標シンボルの規則正しい繰り返しパターンが水溶性フィルム上に印刷された用量製品を利用した。]
[0003] PCT国際公開特許第2007034471 A3号は、フィルム支持体と、該フィルムの上及び/又は中に印刷された少なくとも1つのプリントとを含む水溶性洗剤の印刷されたフィルムに関し、該フィルムは、様々な人体の有効な洗浄及び物品の洗浄に適合された水溶性洗剤である。PCT国際公開特許第2007034471号は、更に、洗剤フィルムを形成する工程と、該フィルムを少なくとも1つのプリントで印刷する工程とを含む、水溶性洗剤の印刷されたフィルムの製造方法について論じている。米国特許第5666785号は、水溶性フィルムの上に直接印刷することに関し、より詳細には、包装機によってフィルムが水溶性容器に形成される過程の間に、水溶性フィルムの上に図形及び文字列を直接印刷する方法及び装置に関する。日本特許出願第55−034966号は、水溶性フィルムの上に印刷し、接着剤を使用して該フィルムを果物に貼り付け、その後溶解によって該フィルムを除去することによって、果物に損傷を与えずに果物の上にひずみのない刻印を印刷することに関する。]
[0004] インク及び印刷用紙、並びに印刷された非水溶性ポリオレフィンフィルムの上には、オーバープリントワニスが、特に食品包装業界において使用されてきた。オーバープリントワニスの目的は、多くの場合、インクを安定させること、又は印刷された基材に多少の耐水性を提供することである。米国特許第4170681号、同第4830902号、及び同第5766732号を参照のこと。]
[0005] 保存安定性、具体的には高湿度環境における保存安定性、及び/又は触感を改善するためにオーバープリントワニスを水溶性フィルムの上に使用することが、同様に、PCT国際公開特許第06/124484号に記載されている。]
先行技術

[0006] PCT国際公開特許第2007034471 A3号
PCT国際公開特許第2007034471号
米国特許第5666785号
日本特許出願第55−034966号
米国特許第4170681号
米国特許第4830902号
米国特許第5766732号
PCT国際公開特許第06/124484号]
発明が解決しようとする課題

[0007] しかしながら、水溶性材料の特定の性質は、着色された及び非着色(白色)のインク、並びに任意にオーバープリントワニスの使用の影響を受けることが見出された。1つの問題は、オーバープリントワニスが適用されて又は適用されずに、その後ロールの上に配置されて保管されるインクを有する水溶性材料は、水溶性材料がそれ自体に接着してしまい容易に又は材料に損傷を与えずにロールから取り除くことができない、といった粘着(blocking)問題を引き起こすということである。別の問題は、オーバープリントワニスの溶解度特性に起因して、又はオーバープリントワニスの経時的な架橋によって、オーバープリントワニスを有するインクによって負の影響を受ける水溶性材料の溶解度特性である。別の問題は、力、例えばラビングが加えられたときに、水溶性材料の表面上にとどまるインクの強度である。]
課題を解決するための手段

[0008] 水溶性材料と、水溶性材料の表面上のインクと、を含み、印刷された水溶性材料が、1.5未満の溶解指数を有する、印刷された水溶性材料。]
実施例

[0009] 選択されたインク特性が、水溶性材料の溶解度特性、及び水溶性材料へのインクの接着強度への望ましくない影響を解消することが見出された。水溶性材料の粘着問題に関して得られる利益も存在する。]
[0010] インク
本出願に適切なインクは、水溶性フィルムの上に印刷するのに好適でなければならず、また、得られたフィルムが溶解指数、不透明度指数、及び粘着グレードの所望の特性を有するのに好適でなければならない。インクそのものは、水中での所望の分散グレードも提供しなければならない。]
[0011] インクは、白色、赤色、青色、黄色、緑色、ピンク色、紫色、オレンジ色、黒色、灰色、ピンク色及びこれらの混合物から選択される。一実施形態において、白色以外の色のインクが選択される場合、オーバープリントワニスは水溶性材料の表面上に存在する。上記フィルムへの好ましい印刷方法としては、米国特許第5,666,785号及びPCT国際公開特許第06/124484号に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。印刷は、通常、インク及び染料を用いて行われ、水溶性フィルムの上にパターン及び色を付与するのに使用される。輪転グラビア印刷、石版印刷、フレキソ印刷、多孔印刷及びスクリーン印刷、インクジェット印刷、凸版印刷、タンポグラフィー(tampography)、並びにこれらの組み合わせを含む、いかなる種類の印刷を使用することもできる。本明細書で用いるのに好ましいのは、フレキソ印刷である。フレキソ印刷は、印刷溶液を所定の基材へ運ぶために、可撓性を高めたゴム又はフォトポリマープレートを使用する印刷技術である。]
[0012] 任意の印刷された水溶性材料を乾燥させるために、送風空気(91〜93℃(195〜200°F))を備える標準のライン・ドライヤー・ボックス(line dryer boxes)を使用することができる。]
[0013] 分散グレード
本明細書で使用するとき、「分散グレード」は、インクが上に印刷された水溶性材料が溶解した後のインクの反応をランク付けするために使用される評価尺度である。分散グレード1は、下記の溶解試験方法の間に水中に完全に分散するインクに相当する。分散グレード2は、下記の溶解試験方法の間、水中にいくらか分散し、小片(約1mm以下)が存在するインクに相当する。分散グレード3は、溶解試験方法の間、水中に大片(約1mm超)が存在するインクに相当する。]
[0014] 本出願のインクは、分散グレード2より低くなければならない。本出願のインクの分散グレードは1でなければならない。]
[0015] 溶解指数
本明細書で使用する溶解指数は、任意のインク又はオーバープリントワニスを有さない水溶性材料と、印刷された水溶性材料とを比較した比較値に関し、両方の水溶性材料は同じ厚さを有する。本出願の印刷された水溶性フィルムの溶解指数は、1.5未満、好ましくは1.3未満でなければならない。]
[0016] 不透明度指数
本明細書で使用するとき、「不透明度指数」は、水溶性材料の表面に付着するインクの強度に関する指数である。ラビング試験が行われる前に印刷された水溶性材料の不透明度が測定され、その後、ラビング試験を行った後に再度不透明度を測定する。不透明度指数は0.85を超える必要がある。]
[0017] ASTM指定D 5264標準試験法
少なくとも10.2cm×15.2cm(4in×6in)の少なくとも1つの矩形ブロックのインクを、水溶性材料の上に印刷する。いくつかの組の印刷された水溶性材料の試料を、24℃+/−3℃(75°+/−5°F)で最低2時間予備処理する。この環境の実際の相対湿度は45%〜50%でなければならない。試料は、試料の両側がこの条件で平衡化されるように十分に分離されなければならない。]
[0018] 試験される印刷された水溶性材料の試料を、サザーランド(Sutherland)の機械基部の平坦な表面上に設置する。試料は丸まる傾向があるので、マスキングテープを使用して試料を定位置に平らに保持する。]
[0019] 1mLの注射器を使用して、表1に示される処方を有する液体0.2mLを、プリントブロック上で正弦波内に固定された印刷された水溶性材料の試料の上に設置する。]
[0020] ビューラーマイクロクロス(Buehler microcloth)(20.3cm×6.4cm(8”×2−1/2”))を切断し、1.8kg(4lbs)の金属ブロックに取り付ける。表示器を所望のストローク数に設定する。20サイクルを用いるべきである。]
[0021] 1炭素鎖長11及びエトキシル化レベル9の非イオン性界面活性剤
2界面活性剤]
[0022] 粘着グレード
本明細書で使用するとき、粘着グレードは、印刷された水溶性材料のロールを問題なく巻き出すことができる容易さに関する。粘着は、印刷された水溶性材料がそれ自体にくっついた層の形状をとる可能性があり、材料の変形若しくは破断、又はロールから取り外す際のフィルムの抵抗、水溶性材料表面からのインクの剥離、並びにささやく声又はベルクロ(VELCRO)(登録商標)として販売されるようなフック及びループ締結材料の開く音に似ている、印刷された水溶性材料がそれ自体にくっついている又は粘着している音による表示をもたらす。]
[0023] 粘着グレード試験
約100メートル以上のロール長の印刷された水溶性材料を使用する。印刷面をロールの外側に向けて、ロールを好適な巻き出しスタンドの上に設置する。フィルムウェブの両側を保持し、除去されるフィルム層とロール上に残るフィルム層との間の分離点における、ロールの音及び外観をモニターしながら、ウェブをゆっくりと巻き出す(約1.2m/秒)。「粘着」はロール全体の任意の点で評価することができるが、試験の目的で、評価はロールにおよそ15.24m(50ft)入った点で観察され記録される。]
[0024] 評価尺度
グレード1:粘着なし−巻き出し点における粘着なし、音による表示なし。
グレード2:わずかな粘着−巻き出し点におけるわずかな抵抗/音による表示あり、インクの移動なし。
グレード3:中程度の粘着−巻き出しに対する中程度の抵抗、及び巻き出し点における音による表示あり、巻き出し点においてインク及び/又はパターンの剥離/移動のスポット(2〜3mm)あり。
グレード4:強度の粘着−巻き出しに対する強い抵抗、及び巻き出し点における音による表示あり、約3mmを超えるインク及び/又はパターンの剥離/移動あり。
グレード5:重度の粘着−巻き出し点において材料の変形及び破断なしに材料を巻き出すことができない。]
[0025] 本出願の粘着グレードは2以下である。好ましくは、粘着グレードは2未満である。]
[0026] オーバープリントワニス
本出願に適切なオーバープリントワニスは、水溶性フィルムの上に印刷するのに好適でなければならず、また、得られたフィルムが溶解指数、不透明度指数、及び粘着グレードの所望の特性を有するのに好適でなければならない。オーバープリントワニスそのものは、水中での所望の分散グレードも提供する必要がある。好ましくは、オーバープリントワニス組成物は、インクに使用されるのと同じ結合組成物でなければならないが、顔料は加えられない。水溶性材料の表面上にオーバープリントワニスを配置することができる。一実施形態において、インクは、水溶性材料とオーバープリントワニスとの間に位置付けられる。]
[0027] 水溶性材料
本明細書で使用するとき、「水溶性」は、20℃、90秒以内の下記の水溶性試験方法下で溶解するフィルムを意味する。溶解情報を得るための試験方法の詳細な考察は、米国特許第6,787,512 B1号に見出すことができる。]
[0028] 下記の溶解試験方法に関し、水溶性材料は、覆われずに露出させて、ないしは別の方法で温度及び湿度から保護されることなく、24℃(+/−3℃)(70°F(+/−1.5°F))及び50%相対湿度(+/−1.5%相対湿度)で24時間エージングされなければならない。]
[0029] 溶解試験方法
サイズ3.8cm×3.2cmである3つの試験試料をフィルムサンプルから切断する。フィルムウェブから切断する場合、ウェブの横断方向に沿って等しく離間したウェブの領域から試料を切断しなければならない。各試料を別個の35mmスライド台紙に固定する。ビーカーを500mLの蒸留水で充填する。水温を温度計で測定し、必要ならば、温度を20℃(約68°F)に維持するために水を加熱又は冷却する。水のカラムの高さにマークを付ける。ホルダーの基部に磁気攪拌器を設置する。磁気攪拌器の上にビーカーを設置し、ビーカーに磁気攪拌棒を加え、攪拌器のスイッチを入れ、水カラムの高さのおよそ5分の1の渦流が出現するまで攪拌速度を調整する。渦流の深さをマークする。]
[0030] スライド台紙の長い端が水表面に平行であるように、スライド搭載ホルダーのワニ口クランプに35mmスライド台紙を固定する。落としたときに、クランプの末端部が水の表面下0.6cmになるように、ホルダーの深さ調節装置を設定しなければならない。フィルム表面が水流に垂直になるように、スライド台紙の短い方の側面の一方はビーカーの側部に隣接しなければならず、他方は攪拌棒の中心の真上に配置される。]
[0031] 1つの動作で、固定されたスライド及びクランプを水中に落とし、タイマーを開始する。フィルムが分断すると離解が発生する。全ての目に見えるフィルムがスライド台紙から剥離したら、溶解されていないフィルムの断片に関して溶液を引き続きモニターしながら、スライドを水から持ち上げる。フィルムの全断片がもはや目に見えなくなり、溶液が透明になったときに、溶解が起こる。]
[0032] 個別の及び平均の離解及び溶解時間、並びに試料を試験したときの水温を記録する。]
[0033] 好ましい水溶性材料は、ポリマー材料、好ましくはフィルム又はシートに形成されるポリマーである。水溶性材料は、例えば、当該技術分野において既知であるように、ポリマー材料の鋳造、吹込成形、押出成形又は押出ブロー成形により得ることができる。]
[0034] 水溶性材料としての使用に適した好ましいポリマー、コポリマー又はそれらの誘導体は、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアルキレンオキシド、アクリルアミド、アクリル酸、セルロース、セルロースエーテル、セルロースエステル、セルロースアミド、ポリビニルアセテート、ポリカルボン酸及びその塩類、ポリアミノ酸又はペプチド、ポリアミド、ポリアクリルアミド、マレイン酸/アクリル酸のコポリマー、デンプン及びゼラチンを含む多糖類、キサンタン及びカラゴムのような天然ゴムから選択される。より好ましいポリマーは、ポリアクリレート及び水溶性アクリレートコポリマー、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、ポリメタクリレートから選択され、最も好ましくは、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコールコポリマー及びヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、並びにこれらの組み合わせから選択される。好ましくは、水溶性材料中のポリマー、例えばPVAポリマーの濃度は、少なくとも60%である。]
[0035] ポリマーは、任意の重量平均分子量、好ましくは約1000〜1,000,000、より好ましくは約10,000〜300,000、なお更に好ましくは約20,000〜150,000を有することができる。]
[0036] ポリマーの混合物を水溶性材料として使用することもできる。これは、その用途及び必要とされるニーズに応じて、区画又は水溶性材料の機械的特性及び/又は溶解特性を制御するのに有益であり得る。好適な混合物としては、例えば、一方のポリマーが他方のポリマーよりも高い水溶性を有する混合物、及び/又は一方のポリマーが他方のポリマーよりも高い機械強度を有する混合物が挙げられる。異なる重量平均分子量を有するポリマーの混合物、例えば、重量平均分子量が約10,000〜40,000、好ましくは20,000前後のPVA又はそのコポリマーと、重量平均分子量が約100,000〜300,000、好ましくは150,000前後のPVA又はそのコポリマーとの混合物も好適である。]
[0037] また本明細書で好適なのは、ポリマーブレンド組成物、例えば、ポリラクチドとポリビニルアルコールとを混合することによって得られ、典型的には約1〜35重量%のポリラクチドと約65重量%〜99重量%のポリビニルアルコールとを含む、ポリラクチドとポリビニルアルコールとのような、加水分解可能でかつ水溶性のポリマーブレンドを含むものである。]
[0038] 材料の溶解特性を改善するために約60%〜約98%加水分解された、好ましくは約80%〜約90%加水分解されたポリマーが、本明細書で使用されるのに好ましい。]
[0039] 最も好ましい水溶性材料は、モノソール社(MonoSolLLC)(米国、インディアナ州、ゲーリー(Gary))より販売されている商品照会名モノソール(Monosol)M8630として既知のPVAフィルム、並びに相当する溶解度及び変形性の特徴のPVAフィルムである。本明細書で用いるのに好適な他のフィルムとしては、アイセロ(Aicello)から供給される商品照会名PTフィルム若しくはK−シリーズのフィルムとして、又はクラレ(Kuraray)から供給されるVF−HPフィルムとして既知のフィルムが挙げられる。]
[0040] また、本明細書の水溶性材料は、1つ以上の添加剤成分を含むことができる。例えば、可塑剤、例えばグリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール、及びこれらの混合物を添加することが有益であり得る。他の添加物としては、洗浄水に送達される機能性洗剤添加物、例えば有機ポリマー分散剤などが挙げられる。]
[0041] 注
1−ベースフィルムはM8630@76マイクロメートル(3ミル)厚さ
2−n=3、180秒/3分後に試験を中止
3−指数=(試験フィルムの破断/ベースフィルムの破断)、溶解と同じ;破断及び溶解指数は1.5未満である必要がある
4−分散グレードは2未満である必要がある
5−粘着グレードは2以下である必要がある
6−指数=(ラビング後/ラビング前);不透明度指数は0.85を超える必要がある
7−ラビング前、n=5;ラビング後、n=3
8−水温が20.4℃であることを除いては、米国特許第6,787,512 B1号に概説されている通り]
[0042] 印刷された水溶性材料は、パウチ又は単位容量容器に形成されてもよい。パウチ又は単位容量容器の内容物には、液体、ゲル、固体、粉末、又は気体を挙げることができる。液体、ゲル、ペースト、固体、及び粉末は、洗剤を含み得る。前記気体は、製造プロセスの必然的な結果として、故意に又は偶然にのいずれかで含まれてよく、あるいは1つ以上の区画の1つ以上の内容物から放出されてもよい。]
[0043] 粉末洗剤
粉末洗剤は、本明細書では、典型的に、固体形態の任意の洗剤、特に、粉末の、粒状の、噴霧乾燥された、粒塊形成された、及び圧縮成形された洗剤組成物、並びにこれらの組み合わせを含むと考えられる。好ましくは、粉末洗剤は、ビルダー、キレート剤、酵素、漂白剤、漂白活性化剤、漂白触媒、金属保護剤、界面活性剤、ガラス保護剤、汚れ放出ポリマー、香料、及びスケール防止剤、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの洗剤補助剤を含む。粉末は好ましくは白色であるが、粉末洗剤の50体積%未満を構成する着色粒子、好ましくは粉末洗剤を収容する単位用量区画の容量の0.01体積%〜50体積%の着色粒子を含有してもよい。]
[0044] 液体部分
内容物の液体部分は、液体、ゲル、及びペーストを包含する。液体部分はいくらかの水を含んでもよいが、水は水溶性材料に含有されるので、水のレベルは、液体部分の10重量%未満の遊離水、好ましくは8重量%未満の遊離水に制限されなければならない。液体部分は、本発明の液体洗剤に使用することができる、メタノール、エタノール、プロパノール、及びイソプロパノールなどの、大量の低分子量一級又は二級アルコールも含有してもよい。使用される他の好適なキャリア溶媒としては、グリセロール、プロピレングリコール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ソルビトール、ジプロピレングリコール、及びこれらの混合物が挙げられる。]
[0045] 有機溶媒
特定の実施形態では、液体部分は、有機溶媒を含んでよい。有機溶媒は、布又は食卓用食器類/調理器具などの洗浄する目標表面に適合するように、並びにそのような表面を洗浄するのに使用する、洗濯機又は自動食器洗い機などの機械の様々な部品に適合するように選択されなければならない。更に、溶媒系は、該溶媒系の約50重量%未満、好ましくは約30重量%未満、より好ましくは約10重量%未満の、0.133パスカル(1mm Hg)超の(好ましくは0.0133パスカル(0.1mm Hg)超の)揮発性有機物含有量を有して、使用が有効かつ安全であるべきである。また、これらは、非常に優しく心地よい香りを有するべきである。本明細書内で使用される個々の有機溶媒は、一般に、約150℃を超える沸点、約100℃を超える引火点、及び25℃及び大気圧において約0.133パスカル(1mm Hg)未満、好ましくは0.0133パスカル(0.1mm Hg)未満の蒸気圧を有する。]
[0046] 本明細書に使用することができる溶媒としては、i)アルコール類、例えばベンジルアルコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、フルフリルアルコール、1,2−ヘキサンジオール及びその他の類似物質、ii)アミン、例えば、アルカノールアミン(例えば、一級アルカノールアミン(モノエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジエチルエタノールアミン、エチルジエタノールアミン)、二級アルカノールアミン(ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−(メチルアミノ)エタノール)、三級アルカノールアミン(トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン))、アルキルアミン(例えば一級アルキルアミン(モノメチルアミン、モノエチルアミン、モノプロピルアミン、モノブチルアミン、モノペンチルアミン、シクロヘキシルアミン)、二級アルキルアミン(ジメチルアミン))、アルキレンアミン(一級アルキレンアミン(エチレンジアミン、プロピレンジアミン))及びその他の類似物質、iii)エステル、例えば、乳酸エチル、メチルエステル、アセト酢酸エチル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート及びその他の類似物質、iv)グリコールエーテル、例えば、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールブチルエーテル及びその他の類似物質、v)グリコール、例えば、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール(2−メチル−2,4−ペンタンジオール)、トリエチレングリコール、組成物及びジプロピレングリコール及びその他の類似物質、並びにこれらの混合物が挙げられる。]
[0047] 界面活性剤
本明細書において好適な界面活性剤としては、アルキル、アルケニル、又はアシル部分がC5〜C20、好ましくはC10〜C18の直鎖又は分枝鎖である、アルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルグリセリルスルホネート、アルキル及びアルケニルスルホネート、アルキルエトキシカルボキシレート、N−アシルサルコシネート、N−アシルタウレート、並びにアルキルサクシネート及びスルホサクシネートのようなアニオン性界面活性剤;クロリンエステル(米国特許第4228042A号、米国特許第4239660A号、及び米国特許第4260529A号)、及びモノC6〜C16N−アルキル又はアルケニルアンモニウム界面活性剤であって、残りのN位がメチル基、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピル基で置換されているもののような、カチオン性界面活性剤;非イオン性アルコキシル化界面活性剤(特に、C6〜C18の第一級アルコールから誘導されるエトキシレート)、エトキシル化−プロポキシル化アルコール(例えば、BASFポリ−タージェント(POLY-TERGENT)(登録商標)SLF18)、エポキシ末端処理されたポリ(オキシアルキル化)アルコール(例えば、BASFポリ−タージェント(登録商標)SLF18B、PCT国際公開特許第94/22800A号参照)、エーテル末端処理されたポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤、並びにミシガン州ワイアンドットのBASF−ワイアンドット社(BASF-Wyandotte Corp.,Wyandotte,Michigan)によるプルロニック(Pluronic)(登録商標),)、リバースド・プルロニック(Reversed Pluronic)(登録商標)及びテトロニック(Tetronic)(登録商標)などのブロックポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン高分子化合物を含む、低曇点及び高曇点の非イオン性界面活性剤及びこれらの混合物;C12〜C20アルキルアミンオキシド(本明細書で使用するのに好ましいアミンオキシドには、C12ラウリルジメチルアミンオキシド、C14及びC16ヘキサデシルジメチルアミンオキシドが挙げられる)、及びミラノール(MIRANOL)(商標)C2Mなどのアルキル両性カルボン酸界面活性剤などの両性界面活性剤;並びにベタイン及びスルタインなどの双極性界面活性剤;並びにこれらの混合物が挙げられる。本明細書で好適な界面活性剤は、例えば、米国特許第3,929,678A号、同第4,259,217A号、欧州特許第0414549A号、PCT国際公開特許WO93/08876A号、及びPCT国際公開特許WO93/08874A号に開示されている。界面活性剤は、典型的には、組成物の約0.2重量%〜約30重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約10重量%、最も好ましくは約1重量%〜約5重量%の濃度で存在する。]
[0048] ビルダー
本明細書で使用するために好適なビルダーには、クエン酸塩、MGDA、GLDA、炭酸塩及びポリリン酸塩、例えば、トリポリリン酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウム六水和物、トリポリリン酸カリウム及びトリポリリン酸ナトリウムとカリウムとの混合塩などの水溶性ビルダー;並びに結晶性層状ケイ酸塩(欧州特許第0164514A号及び欧州特許第0293640A号)並びにゼオライトA、B、P、X、HS及びMAPを含むアルミノケイ酸塩などの部分的水溶性又は不溶性ビルダーが挙げられる。ビルダーは、典型的には、組成物の約1重量%〜約80重量%、好ましくは約10重量%〜約70重量%、最も好ましくは約20重量%〜約60重量%の濃度で存在する。]
[0049] SiO2:Na2Oの比が1.8〜3.0、好ましくは1.8〜2.4、最も好ましくは2.0である非晶性ケイ酸ナトリウムもまた、本明細書において使用することができるが、長期保存安定性の観点から非常に好ましいのは、約22%未満、好ましくは約15%未満の総(非晶性及び結晶性)ケイ酸塩を含有する組成物である。]
[0050] 酵素
本明細書において好適な酵素としては、ケアザイム(Carezyme)及びセルザイム(Celluzyme)(ノボ・ノルディスク(Novo Nordisk)A/S)のような細菌性及び菌性のセルラーゼ;ペルオキシダーゼ;アマノ−P(Amano-P)(天野製薬社(Amano Pharmaceutical Co.))、M1リパーゼ(LIPASE)(登録商標)及びリポマックス(LIPOMAX)(登録商標)(ギスト−ブロカデス(Gist-Brocades))並びにリポラーゼ(LIPOLASE)(登録商標)及びリポラーゼ・ウルトラ(LIPOLASE ULTRA)(登録商標)(ノボ(Novo))のようなリパーゼ;クチナーゼ;エスペラーゼ(ESPERASE)(登録商標)、アルカラーゼ(ALCALASE)(登録商標)、デュラジム(DURAZYM)(登録商標)及びサビナーゼ(SAVINASE)(登録商標)(ノボ(Novo))並びにマキサターゼ(MAXATASE)(登録商標)、マキサカール(MAXACAL)(登録商標)、プロペラーゼ(PROPERASE)(登録商標)及びマキサペム(MAXAPEM)(登録商標)(ギスト−ブロカデス(Gist-Brocades))のようなプロテアーゼ;ピュラフェクト(PURAFECT)OX AM(登録商標)(ジェネンコア(Genencor))及びターマミル(TERMAMYL)(登録商標)、バン(BAN)(登録商標)、フンガミル(FUNGAMYL)(登録商標)、デュラミル(DURAMYL)(登録商標)、及びナタラーゼ(NATALASE)(登録商標)(ノボ(Novo))のようなα−及びβ−アミラーゼ;ペクチナーゼ;並びにこれらの混合物が挙げられる。酵素は、本明細書では、好ましくは、プリル、粒状物、又は共粒状物として、典型的には、組成物の約0.0001重量%〜約2重量%の範囲の純酵素濃度で添加される。]
[0051] 漂白剤
本明細書に用いるのに好適な漂白剤としては、塩素漂白剤及び酸素漂白剤が挙げられ、特に無機過水和物塩、例えば、過ホウ酸ナトリウム一水和物及び四水和物、並びに制御された放出速度を提供するために所望によりコーティングされた過炭酸ナトリウム(例えば、硫酸塩/炭酸塩コーティングについては英国特許第1466799A号を参照のこと)、予備成形された有機ペルオキシ酸及びそれと有機ペルオキシ酸漂白剤前駆体との混合物、並びに/又は遷移金属含有漂白触媒(特にマンガン又はコバルト)が挙げられる。無機過水和物塩は、典型的には、組成物の約1重量%〜約40重量%、好ましくは約2重量%〜約30重量%、より好ましくは約5重量%〜約25重量%の範囲の濃度で組み込まれる。本明細書で使用するのに好ましいペルオキシ酸漂白剤前駆体としては、過安息香酸及び置換型過安息香酸の前駆体;カチオン性ペルオキシ酸前駆体;過酢酸前駆体、例えばTAED、アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、及びペンタアセチルグルコース;過ノナン酸前駆体、例えば、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(イソ−NOBS)及びノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS);アミド置換型アルキルペルオキシ酸前駆体(欧州特許第0170386A号);並びにベンゾオキサジンペルオキシ酸前駆体(欧州特許第0332294A号及び同第0482807A号)が挙げられる。漂白剤前駆体は、典型的には、組成物の約0.5重量%〜約25重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%の範囲の濃度で組み込まれ、一方、予備成形された有機ペルオキシ酸自体は、典型的には、組成物の0.5重量%〜25重量%、より好ましくは1重量%〜10重量%の範囲の濃度で組み込まれる。本明細書で使用するのに好ましい漂白触媒としては、トリアザシクロノナンのマンガン錯体及び関連する錯体(米国特許第4246612A号、同第5227084A号);ビスピリジルアミンのCo、Cu、Mn、及びFe錯体、並びに関連する錯体(米国特許第5114611A号);並びにペンタミンアセテートのコバルト(III)錯体及び関連する錯体(米国特許第4810410A号)が挙げられる。]
[0052] その他の成分
本明細書で好適な他の成分には、組成物の約0.1重量%〜約30重量%、好ましくは約0.5重量%〜約15重量%、最も好ましくは約1重量%〜約10重量%の濃度の、分散性、再付着防止性、汚れ放出性、又はその他の洗浄性を有する有機ポリマーが挙げられる。本明細書において好ましい再付着防止ポリマーとしては、アクリル酸含有ポリマー、例えば、ソカラン(SOKALAN)PA30、PA20、PA15、PA10、及びソカランCP10(BASF社(BASF GmbH))、アクゾル(Acusol)45N、480N、460N(ローム・アンド・ハース(Rohm and Haas))、アクリル酸/マレイン酸コポリマー、例えばソカランCP5、並びにアクリル/メタクリルコポリマーが挙げられる。本明細書において好ましい汚れ放出ポリマーとしては、アルキルセルロース及びヒドロキシアルキルセルロース(米国特許第4,000,093A号)、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、及びこれらのコポリマー、並びにエチレングリコール、プロピレングリコール、及びこれらの混合物のテレフタレートエステルをベースとする非イオン性及びアニオン性ポリマーが挙げられる。]
[0053] 重金属イオン封鎖剤及び結晶成長阻害剤、例えば、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホネート)ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホネート)、エチレンジホスホネート、ヒドロキシ−エチレン−1,1−ジホスホネート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミノテトラアセテート、エチレンジアミン−N,N’−ジサクシネートは、それらの塩及び遊離酸の形態で、一般に、組成物の約0.00重量5%〜約20重量%、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.25重量%〜約7.5重量%、及び最も好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の濃度で本明細書で使用するのに適している。]
[0054] 本明細書の組成物は、腐食防止剤、例えば、組成物の約0.05重量%〜約10重量%、好ましくは約0.1重量%〜約5重量%の濃度の有機銀コーティング剤(特に、ドイツ、ザルツベルゲン(Salzbergen)のヴィンターシャル(Wintershall)から販売されているヴィノグ(Winog)70のようなパラフィン)、窒素含有腐食防止化合物(例えば、ベンゾトリアゾール及びベンズイマダゾール(benzimadazole)、英国特許第1137741A号参照)、及び組成物の約0.005重量%〜約5重量%、好ましくは約0.01重量%〜約1重量%、より好ましくは約0.02重量%〜約0.4重量%の濃度のマンガン(II)化合物、特に有機配位子のマンガン(II)塩を含有することができる。]
[0055] 本明細書において好適な他の構成成分としては、約0.01%〜約5%の濃度の水溶性ビスマス化合物、例えば、酢酸ビスマス及びクエン酸ビスマス、約0.01%〜約6%の濃度の酵素安定剤、例えば、カルシウムイオン、ホウ酸、プロピレングリコール及び塩素漂白剤スカベンジャー、石灰石鹸分散剤(PCT国際公開特許第93/08877A号を参照のこと)、泡抑制剤(PCT国際公開特許第93/08876号及び欧州特許第0705324A号を参照のこと)、ポリマー移染防止剤、蛍光増白剤、香料、充填剤、並びに粘土が挙げられる。]
[0056] 本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、各こうした寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。]
[0057] 「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。本明細書中の用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献中の同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいては、本明細書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。]
[0058] 本発明の特定の諸実施形態を図示し、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。]
权利要求:

請求項1
印刷された水溶性材料であって、水溶性材料と、前記水溶性材料の表面上のインクと、を含み、前記印刷された水溶性材料が、1.5未満の溶解指数を有する、印刷された水溶性材料。
請求項2
前記インクが、2未満の分散グレードを有する、請求項1に記載の印刷された水溶性材料。
請求項3
前記印刷された水溶性材料がロールの上に配置され、かつ2以下の粘着グレードを有する、請求項1又は2に記載の印刷された水溶性材料。
請求項4
前記不透明度指数が0.85を超える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の印刷された水溶性材料。
請求項5
前記水溶性材料がポリビニルアルコールを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の印刷された水溶性材料。
請求項6
前記インクが、白色、赤色、青色、黄色、緑色、ピンク色、紫色、オレンジ色、黒色、灰色、ピンク色及びこれらの混合物から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の印刷された水溶性材料。
請求項7
前記印刷された水溶性材料が、前記インクが前記水溶性材料とオーバープリントワニスとの間にあるように、前記水溶性材料の上に前記オーバープリントワニスを更に含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の印刷された水溶性材料。
請求項8
前記フィルムがパウチに形成される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の印刷された水溶性材料。
請求項9
パウチが洗浄組成物を収容する、請求項8に記載の印刷された水溶性材料。
請求項10
パウチが液体洗浄組成物を収容する、請求項8に記載の印刷された水溶性材料。
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